青騒のフォトグラフ Vol.2 ―夜嵐の不良狩り―
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【協定集会
場所:倉庫(荒川組たむろ場)】
『B.B.B』
隣町の流通倉庫跡地をたむろ場にしている新手のチーム。
三つの札付き小規模人数不良グループが合併してできた大規模なチーム組織。
一グループに15から20人ほどいたグループが三つに合併したため、総計人数は約60程度。
トップは各々グループを纏め上げていた臼井、風間、和白が務めている。
チーム名として小洒落た『B.B.B』と名がついている。
略称だろうが正式名を知る気などさらさらない。
これからそのチームを潰しに掛かるのだから。
札付きとあって警察沙汰になった不良も多く、わりかし手腕も上の中辺りがごろごろいるそうな。
集団リンチはお手の物であり、下っ端の弱者は敵方の動きを見るため捨て駒に扱われることが多いらしい。
なんとも愉快なチームである。
協調性があるというよりは、上が下を支配しているピラミッド組織の関係が成り立っているのだろう。
ワタルを襲った事件も下っ端達を捨て駒にして、此方の動きを観察していたというところか。
胸糞悪い話である。
かの有名な荒川チームの要人物を討ち取り、荒川を打ち負かしたということで隣町の不良の間では恐れられているチームになりつつあるらしい。
まったくもって面白い話だ。一人を討ち取ったから天狗になる。
しかも討ち取った相手は手腕のない非力不良のジミニャーノ。
随分舎弟も過大評価されたものだ。
確かに舎弟がいないことで荒川の気持ちはすこぶる動揺した。
したと認めよう。
彼がいないことで困ることも多々。
仲間を一時的に失った恐怖と挫折感は拭えず、彼のピンチに間に合わなかった無念も払拭できない。
今だって思う。
今すぐにでも舎弟が戻ってきてくれたら、どんなに心強いだろう…と。