悪魔が笑うから



私の目線が少し下がった時。




「大音、今度新しく出来た図書館に行かないか」




柔らかい声で、長谷川 瑛がそう言った。



「え・・・?」

「大音は本の好みが俺と合う。だからいい機会だと思ってな。・・・嫌だったらいいんだけど」



無意識に顔が赤くなってる気がする。

あつい・・・。


こ、これって、

デートのお誘いなの!?



< 18 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop