If〜桜龍の彼等〜【完】
倉庫に来てからもさっきの光景が頭から離れずにいた


何故2人は一緒にいたのか…


今思えば、ルナが泣いていたようにも思える


2人の間に一体何があったのか…気になって仕方がなかった


俺はユキに嫉妬をしていたんだ


その嫉妬心は時間が経つほど大きくなるばかりだった


そして俺はルナから直接聞く事にした


今すぐ下にいるはずのユキに聞けばいい話だけど、俺はルナの口から聞きたかったんだ


翌朝俺はルナには連絡も入れずマンションの前でルナが出てくるのを待っていた


柄にもなく緊張していた


すると外に出てきたルナが俺に気付き駆け寄ってきた



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