If〜桜龍の彼等〜【完】
「おばさん…ありがとう…」

「急にどうしたの?」

「私…ずっと思ってた…。

いつか…おばさんがお母さんになってくれたらいいのにって。

お母さんって呼べる人がいなくなった私に、暖かい眼差しを向けてくれる人はおばさんしかいなかったから…」

「おばさんもね、いつかルナちゃんが娘になってくれたらって思ってたのよ。

ライトと結婚して、こうやってルナちゃんと並んでキッチンに立ってみたかったの」

「おばさん…」

「だから今日、凄く嬉しいのよ」

「おばさん…」

今日は…今日だけは…

思いっきり親孝行するからね

ありがとう…

本当にありがとう…



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