If〜桜龍の彼等〜【完】
「ルナ…」

「な…に…?」

「目…

閉じててくれないか…?」

「えっ…」

それって……

「おいっ!タクト!何言ってんだよ!?」

「そうだぞ、タクト!」

「俺ももっと調べるから早まるな」

みんながタクトを止めているけど…

「俺だってこんな条件のみたくねぇ。

でも…こいつは確かに俺らが1番知りたい事を知ってるんだよ」

「そうだとしても!

ルナの事も考えろよ」

スイの言葉に私の目を真っすぐ見つめるタクト

「ルナ…ごめん…。

俺は…

ルナもこいつらも、チームも守りたいんだよ。

俺のせいで潰すわけにはいかねぇんだ」


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