If〜桜龍の彼等〜【完】
きっと、知らない間に恨まれるような事したんだと思う…

じゃなきゃここまでしないよね…


だけどナツとは最近仲良くなったし…原因がわからない…

心当たりがないの…


だから…

まだ何か起こるかもしれないという恐怖が私を襲う


これ以上ナツと関わりたくない…


気が付けば教室を飛び出していた−−


走って走って…


走り続けた


あの教室から、ナツから、少しでも遠くに逃げたかった…


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