If〜桜龍の彼等〜【完】
「あの…すみませんでしたっ!

まさか朝まで寝てしまうなんてっ…」

「えっ、そんな、いいのよ。

ゆっくり眠れたみたいでよかったわ。

さぁ、朝ごはんにしましょう。ね?」

笑顔のルリハさんに小さく頷き一緒にリビングへと向かった


ガチャ−−−

リビングにはすでに若宮さんがいて、新聞を読んでいた

「おはよう。よく眠れたか?」

「あ、おはようございます。

すみません…寝過ぎてしまって…」

「ははっ、気にする事ない」

私が椅子に座ると若宮さんは新聞を折りたたみ読むのをやめた


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