俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
15分くらい歩いてようやくマンションについた。
靴が濡れまくって雪水はすでに靴下にまで染みている。
冷たさに足先の感覚が麻痺して痺れていた。
早く熱い風呂に入りたい。
マンションの階段にも雪が薄く積もり上がるたびに滑りそうになる。
細心の注意を払いつつ階段をかけ上がり家のドアを開けた。
ドアノブの冷たさに鳥肌がたつ。
「う~…さぶい…ただいま」
ガチャンと背後で玄関が締まった。
外の冷たい空気がようやく遮断され、薄暗い玄関のぬるい空気に、体がゆるむ。
「親父~…風呂沸いてる?」
濡れて気持ち悪い靴下をその場で脱ぎすて
俺は濡れた足でヒタヒタと廊下を歩きながら
明りが漏れるリビングに向かいヘロヘロな声をあげた。
「お~おかえり。風呂入れてあるぞ」
リビングから親父の声が届く。
「うぃ~…あ、あとなんか今日俺に荷物届いた?」
加奈子のプレゼントが届いてるはずなんだけど。
俺は自分の部屋のドアに手をかけながらもう一度リビングに声を飛ばす。
「お?おぉ~部屋見てみろ~」
「ん~…」
俺はガチャリと部屋を開けた。
加奈子のプレゼントってなんなんだろう。
靴が濡れまくって雪水はすでに靴下にまで染みている。
冷たさに足先の感覚が麻痺して痺れていた。
早く熱い風呂に入りたい。
マンションの階段にも雪が薄く積もり上がるたびに滑りそうになる。
細心の注意を払いつつ階段をかけ上がり家のドアを開けた。
ドアノブの冷たさに鳥肌がたつ。
「う~…さぶい…ただいま」
ガチャンと背後で玄関が締まった。
外の冷たい空気がようやく遮断され、薄暗い玄関のぬるい空気に、体がゆるむ。
「親父~…風呂沸いてる?」
濡れて気持ち悪い靴下をその場で脱ぎすて
俺は濡れた足でヒタヒタと廊下を歩きながら
明りが漏れるリビングに向かいヘロヘロな声をあげた。
「お~おかえり。風呂入れてあるぞ」
リビングから親父の声が届く。
「うぃ~…あ、あとなんか今日俺に荷物届いた?」
加奈子のプレゼントが届いてるはずなんだけど。
俺は自分の部屋のドアに手をかけながらもう一度リビングに声を飛ばす。
「お?おぉ~部屋見てみろ~」
「ん~…」
俺はガチャリと部屋を開けた。
加奈子のプレゼントってなんなんだろう。