俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
だけど


逆にそんなことをされると俺の視線はそっちにいく訳で。


俺は加奈子の魅惑的な太ももとヒップラインを見ながら


いつの間にかエロスイッチがONになっていた。



「加奈子、面白いことしない?」


「ん?どんなこと?」


無邪気にケーキを食べる加奈子に俺はニッコリ微笑んだ。


「じっとしててね?」


俺はケーキの生クリームを指ですくう。


加奈子はそれを不思議そうに見つめていた。


「目閉じてみ?」


「え?やだ」


「痛いことしないから」


「え~…」


加奈子は戸惑いながらも目を閉じた。


俺はそんな加奈子の鼻に生クリームを付けた。


「きゃ?え?…何なに?」


「ほら、動くなよ」


俺は慌てる加奈子のほっぺたにも生クリームを付けた。


「わっ…生クリーム?これ気持ち悪いんだけど」


「あはは、すげー美味しそうな加奈子ケーキが完成♪」


俺の言葉に加奈子は目をあけた。


鼻とほっぺたに生クリームをつけた加奈子は唇を尖らせる。


「も…///ばかヒロキ。顔洗ってくるっ」


そう言って立ち上がろうとする加奈子の腕を俺はつかんだ。


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