俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
「声、だしたら罰だよ?」


「………///」


加奈子は悔しそうに俺を見つめた。


「いい子、いい子」


そんな加奈子に小さく微笑むと


俺はサンタのワンピースを上にずらしながら指先で足を撫でた。


ゆっくり動く俺の指先に加奈子の腰がぴくりと反応する。


「加奈子、これきもちいいの?」


「んっ~~~///」


加奈子は恥ずかしさに両手で顔を隠しながら


嫌々するように首を左右にプルプルとふる。


そんな加奈子に俺は笑う。


「加奈子、スゲー可愛い」


「も…やぁ」


加奈子は指のすき間から潤んだ瞳で俺を見た。


そんな風に嫌がる加奈子を見て


さらに欲情する俺は変態だろうか。


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