俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
「汚いけどどうぞ」
俺は玄関で少しためらいがちに中を見る加奈子ちゃんを手招きした。
「本当に結構汚いね」
リビングに入ると室内を見渡す加奈子ちゃん。
俺は部屋から持ってきたTシャツとパンツを加奈子ちゃんに渡しながら言う。
「汚くて良いの。誰かを入れたの初めてだし」
俺の言葉に加奈子ちゃんは少し驚いた顔をした。
「え?初めてなの私?」
「そう。加奈子ちゃんが初めて」
俺と春馬が会う時はいつも春馬の家だったし
女の子も家には呼んだことがない。
女の子を家に上げるなんて面倒くせぇし
家にあげる程自分の素を曝したこともないし。
「これに着替えなよ。俺あっちにいるから」
加奈子ちゃんは俺から着替えを受け取ると小さく頷いた。
俺は玄関で少しためらいがちに中を見る加奈子ちゃんを手招きした。
「本当に結構汚いね」
リビングに入ると室内を見渡す加奈子ちゃん。
俺は部屋から持ってきたTシャツとパンツを加奈子ちゃんに渡しながら言う。
「汚くて良いの。誰かを入れたの初めてだし」
俺の言葉に加奈子ちゃんは少し驚いた顔をした。
「え?初めてなの私?」
「そう。加奈子ちゃんが初めて」
俺と春馬が会う時はいつも春馬の家だったし
女の子も家には呼んだことがない。
女の子を家に上げるなんて面倒くせぇし
家にあげる程自分の素を曝したこともないし。
「これに着替えなよ。俺あっちにいるから」
加奈子ちゃんは俺から着替えを受け取ると小さく頷いた。