俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
俺ってこんな余裕ないキャラだっけ…


「俺…加奈子ちゃんを大事にするっつったけど」


「うん」


「キスしても良い?」


「ば…ばか…何を」


「お願い。我慢できない」


俺は真っ赤な顔の加奈子ちゃんの肩を抱くとゆっくりと唇を近付けた。


――ちゅっ


加奈子ちゃんに軽くキスをする。


「…すげぇやわらかいね」


プールで少しひんやりした加奈子ちゃんのやわらかい唇


「な…何言って///…ん」


俺は話す加奈子ちゃんを遮り、また唇をふさいだ。


軽いキスを何度も繰り返しながら徐々にキスを深くしていく。


加奈子ちゃんの腰に腕を回しながら首筋にも手を添えて


何度も角度をかえて舌を絡める。


加奈子ちゃんの冷たかった唇はいつの間にか熱っぽくなり


加奈子ちゃんの力が抜けていくのがわかった。


ちゃぷちゃぷなる水の感覚が、さらにエロい。


俺は加奈子ちゃんを舌で味わいながら、思わず加奈子ちゃんの首筋に添えていた手を下げた。


ビキニの上から胸の感触がダイレクトにわかる。


「!…んん…」


指を動かすと加奈子ちゃんが声を漏らした。


その反応に


俺はさらに欲情して指を水着の内側に滑り込ませようとした。


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