涙の中の気持ち『ココロ』!

中学1年生

中学入学!


私は待ちに待った、入学式だった。友達の絵美ちゃんと、クラスは別れたけど、早苗ちゃんとは、同じクラスになった。

毎日、3人で色んなクラブを見に行った。

3人で、テニス部に、入った。初めてで、分からないことだらけだった。先輩に毎日、色々と、手取り足取り教えてもらった。
早苗は、直ぐにマスターしていた。

絵美は、イケメンの先輩の所に行って、教わっていた。他の子も絵美と同じように教わっていた。

私は、一人で、教わった事を思い出しながら、練習してた。

一人で、練習していたら、部長がそばにきた。

部長:君?筋がいいね?テニスの経験は?

沙織:いいえ、ありません。

部長:そう、じゃあ、明日から、朝練に来なよ?私が、自ら教えてあげるから・・・・あの子と一緒にね?

沙織:早苗ですか?

部長:あぁ、あの子も筋がいいからさ・・・

沙織:わかりました。

私と早苗は毎日朝練に参加しました。GWも部活にいきました。

GW明けに、新レギュラーの発表をしました。

各学年から、2名づつ、選出されます。2、3年生は、繰り上げで腕がいい人を選出されました。

部長:次、1年生!1年は・・・・・・・砂枝木沙織と佐藤真紀。それから、補欠で、早乙女早苗。

早苗:ほ、補欠?

部長:そうよ!腕がいいから、いざって時の補欠よ!

発表がおわって、シングルでの練習が始まった。私は、先輩に教わりながら、練習していきました。

練習が終わって、早苗達といつも通りに帰ろうとして近づいたら、そしたら、二人の様子がおかしいかった。

沙織:早苗?絵美?一緒に帰ろう?

早苗:来たよ!

絵美:本当だ!ウザッ・・・・・

沙織:どうしたの?

早苗:どうして、沙織ばっかりなのよ?私のほうが上手いのに!!テニス3年もやっていのに、補欠なんてありえないよ。

絵美:そうだよね?早苗は、沙織や私と違って、テニススクールに行っていたもんな?

早苗:うん。

沙織:知ってるけど、決めたのは、部長だよ。私が決めたんじゃないよ。私は一生懸命に練習をしてただけだし・・・・・

早苗:私だって、毎日練習してたよ?毎日家に帰ってから、遅くまで練習してるよ?休みの時はスクールに行って練習してるんだから・・・・

絵美:早苗は、レギュラーになりたくて頑張ってたのに、可哀相?
< 3 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop