悪魔なキミと愛契約【番外編】
もう、わけがわからない。
課長の背中に羽が生えていて、しかも空を飛んでいる!?
おまけに、結界だなんて聞き慣れない言葉。
課長……
悪魔って、本当だったんですか!?
どのくらい空を飛んでいただろう。
目的地に到着したのか、課長はゆっくりと羽を動かしどこかに降り立った。
羽をしまった課長は、私の体を優しく地面に下ろしてくれる。
フラフラとおぼつかない足元。
まだ飛んでる感覚がとれず、頭がフワフワとしていた。
「時間がない。
ついて来い」
課長は目の回る私に背を向け、休むことなく歩き出した。