悪魔なキミと愛契約【番外編】
「残念って……どういう…」
冷やかな声に戸惑って目をパチパチさせると。
「キミは他の女と違うと思って少し期待していたんだけどな」
課長は不機嫌にそう言うと、乱暴に書類をまとめ、私を睨みつけてきた。
「キミは、何目当てなんだ?」
「はい?」
「俺の金か?それとも地位か?」
あの……
おっしゃっている意味がいまいちよくわかりません……
「女という生き物はいつもそうだ。
見た目だけで人を判断し、それに金があるとわかるとすぐに目の色を変えて近づいてくる」
「はぁ」
「やはり、どこにいてもそうなのか?
ここにくれば何か変わると思っていたが。
全く、期待はずれもいいとこだ」