悪魔なキミと愛契約【番外編】
はて。
これは課長の言葉?
それとも、課長の後ろから誰かが声を出しているのかな?
あの美しい課長の口から、次々にこぼれてくる乱暴な言葉達。
「あの~」
おずおずと声を出すと、また課長がギロリと睨んできた。
「課長、何をそんなに怒ってるんですか?
女性から人気が出るのって、そんなに嫌なんですか?」
私が聞くと、課長は豪快なため息をついた。
「迷惑だ」
「どうして?」
「目障りだから」
「嬉しくないんですか?」
「だから、迷惑だと言っているだろう」
「贅沢ですね」
私が言うと、課長はいい加減にしろと言わんばかりに眉を寄せた。
「私には理解できません。
みんなからキャーキャー言われると嬉しいものだと思いますけどね」