悪魔なキミと愛契約【番外編】
先程よりも冷たい声だった。
課長はジャケットと鞄を持ち、私を睨みつけてきた。
「キミみたいな女は本当に目障りだ」
そう吐き捨て、部屋から出て行く。
そして、ドアの前で一度私を振り返り
「仕事以外では俺に話しかけるな。
わかったな。キミみたいなブスに声をかけられるだけでイライラするんだよ」
冷たい、目だった。
部屋に一人残され、呆然とする。
『俺に近づくな』
『目障りだ』
『ブス』
久しぶりにときめいた人から、久しぶり掛けられた冷たい言葉。
いや。
ここまで傷つくことを言われたのは初めてだ。
どうしてここまで酷い事が言えるの?
課長だから?
カッコいいから?
モテるから?
あまりにも酷過ぎるでしょ!!!!
「課長っ!!!!
待って下さい!!!!」