不良君の秘め事
「ごめんなさい自惚れてましたね私…では!佐伯君の至福の時を邪魔するのも忍びないので私は退散しますね!!」

そう言って私は歩き出そうとした私の腕を佐伯君が掴んだ…

「誰がプリン食べる時が至福の時や言ーた眼鏡!」

「え?私はプリン食べる時は至福の時ですよ?後メロンパン食べる時も!!」

「確かにあれ食ってるお前ほんま阿呆顔やからな」

「うぇそんなに阿呆顔でしたか私?!あ.あの…ほら.あれですよ!メロンパンの外側のクッキーみたいな部分ポロポロと落ちるんです!それに気を取られて!!」

「下手な言い訳はええから行くで眼鏡」

「えっ行くって何処にですか?」


「………送る……」

「え?」


「何回も言わせんなボケ!送るって言ーとるんや!!」





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