俺様婚約者~お見合いからの始まり~
え…?

私…今、なんて…?

悠斗は唖然としている。

私ったら、もしかして、逆プロポーズ…?!

えええ!!?どうしよう!!

何言ってるのよ!!

おろおろする私に悠斗はクスリと笑い、ふわりと私の頭に手を乗せた。

「…うん、わかった」

そう言って私の目の高さに屈んで視線を合わせると、そっと唇を重ねてきた。

うわ…!みんなが見てるってば…!

サロンの女性達が『きゃっ』とどよめく声が聞こえる。いや、恥ずかしい…。

一瞬そう思ったけれど触れ合うだけのその優しく柔らかい彼の口づけに抵抗できない。

私も気付けばそっと目を閉じて受け入れていた。


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