俺様婚約者~お見合いからの始まり~
そっと唇を離して静かに見つめ合う。

頭がぼんやりして、自分の言った事も、彼のした事も全てが夢の中の出来事の様に思えてくる。

すると突然、悠斗がニヤリと笑った。

ん?何?

「ちょっとカマかけるつもりが、大きな収穫だったなあ。

まさか、百合子から愛の告白をされるとはな。

これで、君が俺を好きなのがよく分かったよ」

…は?…カマ?

…結婚やめる様な事を言ってたのが?

えええ!!、私、この男にまんまと乗せられちゃったの?

だけど、私が悠斗を好き?そんな事、言ってないよね?!

…でも、そうなのかな?

何だかこの自信ありげな笑顔を見ていると本当にそんな気がしてくる。



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