俺様婚約者~お見合いからの始まり~
やがて彼は伏し目がちに俯くと言いにくそうに話し出した。

「嫌な訳…、ない。
もともと…、俺が、割り込んだんだ」

…は?今度は何の話?

「俺は、ずっと前から、百合子が好きだ…」

???…何を言い出したの?

…しかも…好きって…。

えええっ!今、好きって言った!!

そうなの?!

…割り込んだ?何なのよ、さっぱり話が見えないよっ。

「百合子は…やっぱり、嫌…なのかな。
結婚は、無理なのか?」

悠斗が顔を上げて私を見た。

…え…?何て哀しい瞳…。…やっぱり、少し言い過ぎたのかしら。

私の胸が切なく締め付けられる。

ど…、どうしよう…。

どうしてあげたらいいの…?私…。



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