勘違いしないでよっ
部屋に戻ってきたのは
明日香とアツキだけだった。
アツキは海斗が
あたしに告白する事を
知っていたようで、
あたしに言った。
「あいつさ、すげーバカだし
チャラいし女好きだけど、
神埼の事はマジだったと思う。
海斗のあんな顔、
見たことねーもん!
だからさ、ちょっとは
あいつの事信用してやって。
嫌いじゃないなら
避けたりしないでやってな。」
それだけあたしに伝えると、
2人は
「日和もまだ熱下がってないし、
今日は帰るね!
明日は学校来なよ?」
と言って帰っていった。
何の変わりもない自分の部屋。
見慣れた風景。
まさか自分に、
あんなにモテモテの人が
告白してくるなんて
思ってもみなかった。