勘違いしないでよっ
ざわざわし出す教室。
会話の続きではなく、あたしの事。
オタクは、キモイの…?
あたしは
キモイ…?
ショックだった。
同じアニメが面白いね、って
そういう話じゃなかったっけ?
確かに喋りすぎたけど、でも…
「ほらー席につけー」
休み時間が終わって、授業が始まる。
あたしの机を囲んでたグループは
怖い目をして離れていった。
チラチラと感じる視線。
「そういえば、いつもニーハイだもんね」
「アニメ好きだったしね」
「オタクってまじでキモイ」
「見てるだけで無理」
「生理的に受け付けないんだけど」
口々に聞こえる声。
自惚れじゃない、
全てあたしに向けられた言葉。