勘違いしないでよっ
「…明美、稚咲。帰ろう?」
この2人は、知ってるもん。
あたしがアニメ好きな事
今に始まった事じゃないって
分かってるもん。
でも、あたしが2人に話かけると
目立つグループが明美と稚咲を睨んだ。
「ご、ごめん日和。うち等、寄る所があるから…」
明美がその視線に気付いて
あたしに早口で言った。
「そ、そうなの…っ!ごめんね」
と稚咲も明美に続いた。
あたしが先輩にイジメられてた時も
知らんぷりしてた2人。
先輩が怖かったんだもんね、
仕方なかったもんな、
だけど、寂しかった…
だから今度は、いや。
あたしを1人にしないで…
「それなら、あたしも一緒に…」
「ごめん!!」