勘違いしないでよっ


ベットにうつ伏せになって
涙を枕に染み込ませる。


「大丈夫、大丈夫」


気付いたら眠ってたみたいで
もう夜中になっていた。
寝不足続きだったし、
泣いたし走ったから
疲れたんだ。


起きてから時計を見るのは
いつの間にかクセになっていた。

大好きなアニメのキャラクターが
描かれてる目覚まし時計は
すでに日付が変わって
深夜2時をさしていた。


「やばっ!もう始まっちゃうよー」


習慣っていうものは
怖いもので…

あんなことがあったのに
咄嗟にテレビを付けてしまう。

さっきまで泣いていた理由の
元凶であるアニメ…


それに気付いて、
放送時間に間に合って
ホッと撫で下ろした胸が
またざわめき出す。


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