REAL HOPE Ⅳ
パチンと携帯を開けて、何週間かぶりに電源をつける。
アドレス帳のボタンを押そうとした時だった、指はそこまで向かってたし押す準備だって出来てた。なのに………
「な~にしてんの?」
閉じ込められてるこの部屋から私とシュウト以外の声がするはずなんてないのに、背後から聞こえてきた知らない声
軽そうな嫌味を含んだ声。
その時思い出したのは、意識を手放す目前のあの気持ち悪い笑みと
“死ねよ”