Color
「何ってゲーム。碧こそどこ行ってたのよ、お祖母様ため息ついてたわよ?」
別にー。なんて碧は言いながら私の冷蔵庫に手を付けた。
炭酸水を口にして、シュークリームの封を開けている。
「ちょっと!何勝手に食べようとしてんのよ」
桔梗と会話しながらシュークリームをほお張る碧を見た。
カタカタとキーボードを打つ私を見て、
「そいつ、絶対きいに会いに来てるな。きいがゲームやめたら死ぬと思うぜ?」
ククっと笑いを堪えながら、桔梗の話をする碧。
「私はこの人と話しをするのが楽しいのよ。碧には関係ないでしょ」
ふーん。碧はつまらなそうに呟いて、携帯のバイブ音で部屋を出て行った。