あなたは先生。あたしは生徒。
あたしの気持ちは!?



「ちょっと何なの!?中村先生って何!?教科書!?まったく意味わかんないんですけど!!」



あたしは思い切り大和の腕を掴んだ。



ムカつく!!



「バカっ!!ちょっとこっち来い!!」



あたしは逆に腕を引っ張られ近くにあった男子トイレに押し込まれた。



だ、男子トイレ!!



「ちょっ…何す…。」

「シーッ!!」



大和に口を押さえられ喋れない!!



もがくのやめよ…。



「いいか?よく聞けよ、俺はお前の担任。この前の事は…忘れろ。今から俺と柏木は教師と生徒。あんな事がバレたらクビどころか懲戒免職だ。お前も転校早々バレたくないだろう!?」



喋れないあたしはコクコクと頷く。



苦しい…。



「そういう事だから。もう忘れろ。悪かったな…。」



大和かあたしの口から手を離した。



あたしの気持ち…。



「じゃぁ…。あたしはやっぱり遊ばれただけなの…?」



この一週間大和の事ばかり考えていた。



今にも涙がこぼれ落ちそうになる。



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