お隣の3兄弟。
憧れの高校生活。


あたしは今日から
華のjk

お隣の杏兄ちゃん、桐兄ちゃんが入っていて
今年めでたく、
あたしと和が入学出来たのです。

あ、ご紹介が遅れました。
あたし、三島昌。
いたって普通の女の子です。
詳しくは前のページをよく読んでねw

ではお話に戻りますよ。


あたしはお母さんに
いってきますを言って
家を飛び出した。

ピンク色の愛車にまたがり
家の敷地をでる、と、

「やっときた。おはよう、昌」
「俺は生徒会だから早く行きたいんだ、急げよバカ。」
「俺よりも遅いし。」

自転車に乗って
律儀にあたしを待っていてくれる三人。

『ごめん、ごめん、おはよー。』

三人の方へ自転車をこぐ
っつっても、直ぐだけど。

「5分も遅刻じゃねーか。早くいくぞ。」
「5分くらいいいじゃんねぇ。」
「桐がせこせこし過ぎなんだって。」
「だから俺はお前らの入学式の準備がなぁ…」
『ーはいはい、あたしのために待っててくれてありがとう、桐兄ちゃん。』
「べべ別に、お前のためじゃないんだからなっ。勘違いすんなよ、昌っ!」

いつも通りの流れ。
皆して桐兄ちゃんをからかいながら学校へ向かうの。

入学式は今日の午後から。
桐兄ちゃんはその準備で急いでいたらしい。
ごめんよ、桐兄ちゃん。



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