My sweet home
翌日。
映画が決まった後から、私は、テーブルに並べた料理にラップをすることが多くなった。
キッチンの電気を消し、リビングに向かい、
…ピッ。
リモコンでTVをつけると、そこには笑った姿の翔がいた。
「……疲れてるね、翔」
前なら、翔をTVで見つけるたびに気持ちが高ぶった。だけど、今はとても冷静な自分がTVの前に座っていた。
ボーっとテレビを見てる時、
…ピンポーン!
部屋のチャイムが鳴った。
「ん?
はーぃ。誰だろ?」
私がインターホンに出ると、
「あ。 ハル?!」
モニターには、ハルの姿が映し出された。
映画が決まった後から、私は、テーブルに並べた料理にラップをすることが多くなった。
キッチンの電気を消し、リビングに向かい、
…ピッ。
リモコンでTVをつけると、そこには笑った姿の翔がいた。
「……疲れてるね、翔」
前なら、翔をTVで見つけるたびに気持ちが高ぶった。だけど、今はとても冷静な自分がTVの前に座っていた。
ボーっとテレビを見てる時、
…ピンポーン!
部屋のチャイムが鳴った。
「ん?
はーぃ。誰だろ?」
私がインターホンに出ると、
「あ。 ハル?!」
モニターには、ハルの姿が映し出された。