イジワル王太子と政略結婚!?
それで私は諦められたと思っていた。
どんどん意地悪になってくるシーナを、憎たらしく思うようにもなっていたし。
何かあるとすぐ助けを求めていたけど、頼ることもなくなって…
気がつけば、私はシーナから距離を置いて接するようになっていた。
でも、やっぱり自分の心に嘘はつけない。
シーナのことを想うと、切なくて辛くなる…
それが私の正直な気持ち。
本当は、今でも好きだから憎らしくなるの──
だけど、シーナに私を想う気持ちがなければ同じ。
結婚しても、私はきっと幸せにはなれない。
どんどん意地悪になってくるシーナを、憎たらしく思うようにもなっていたし。
何かあるとすぐ助けを求めていたけど、頼ることもなくなって…
気がつけば、私はシーナから距離を置いて接するようになっていた。
でも、やっぱり自分の心に嘘はつけない。
シーナのことを想うと、切なくて辛くなる…
それが私の正直な気持ち。
本当は、今でも好きだから憎らしくなるの──
だけど、シーナに私を想う気持ちがなければ同じ。
結婚しても、私はきっと幸せにはなれない。