イジワル王太子と政略結婚!?
『そんなふうに言われたのは初めてだわ…』


いいんだ!?

しかも…なんかウットリしちゃってるし。



『よく見るとアナタすごく綺麗な人ねぇ〜。王子様みたい!』


妖精はシーナの周りをパタパタと飛びながら、じっくり見ている。


「一応王子様なんですよ、この人」

『…一応は余計だろ…』


私がシーナを指差すと、わざとらしく笑いながらその手をゆっくりと下ろさせられた。



『あらっ、そうなの!
じゃあアナタもお姫様ってこと!?アタシと同じくらい綺麗だものね』

「アハハ…まぁ…そうなんです」


わぁ…すごい自信。

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