イジワル王太子と政略結婚!?
『ん〜』


妖精は少し不思議そうな顔をしたけど、すぐに笑顔になった。


『まっいいわよ。王族の人に会ったのなんて初めてだし、話くらい聞いてあげるわ』

「ありがとう!」




妖精はまた上機嫌で歌い始めた。

私たちの周りを飛んだり、道草もしてるけどちゃんとついてきてくれてる。



「妖精サンの機嫌を損ねないように、まずはご馳走してくれってお願いしたのね。さすがシーナ…」

『まぁ、ただ腹が減ってただけだけどな』

「……。」


…感心して損したわ。


私たちは妖精と一緒に、再び小屋へ続く道を歩いた。



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