イジワル王太子と政略結婚!?
小屋へ戻ると、妖精はどこからかステッキを取り出してそれを一振りした。
すると、たちまち料理が現れてテーブルに並べられていく。
『さぁ、遠慮しないでどんどん食べて!』
「す、すごい量…」
『こんなに出してくれてありがとう』
テーブルに収まりきらないくらいの多さに驚きつつも、お礼を言って食べ始める私たち。
やっぱりお腹減ってたから食べれてよかった…。
『そういえば、まだアナタたちの名前聞いてなかったわね』
『あぁ、そうでしたね。
俺はシーナで、こいつはリリィ』
改めて自己紹介をして、軽くお辞儀をすると妖精はにっこりと笑った。