のらねこ様、カレシ仕様
「フザケンナ。こんな役立たず、親として認められるワケないでしょ。」
「怜子さんっ・・・」
「現実問題、生活にはお金がかかるの。コイツが社会に出て真っ当に稼いでくるとは思えないし、家事も一切ダメ。アンタ、苦労するの目に見えてるじゃないの。」
「イイ!!私が全部できるもん!!」
一歩も引かないヒナタ。
ヒナタがんばれ~♪
睨みあいの末、折れたのはオバハンだった。
「分かったわ。」
がしっ。
・・・・にゃ?
「アンタがそこまで言うなら、妥協してあげる。私達が預かって、せめて一般人並みに躾けてやるわ。」
そんなセリフと共に、オッサンに手渡された俺。
・・・・にゃにぃー!!!!