「こっちがいい」

「ですよねー」

「サニーが何て言うかじゃない…」

「サニーレタスは…良いって言うきに」

「なんで?」

妹の事全部分かる。

だってシスコンってやつ?

なんせ、似てなさすぎて

'リア充'と思った。

「今の部屋は日当たりが良すぎる」

「日当たりが良いって…そっちのがいいじゃん」

「サニーは…日が嫌い」

伏せた眼。

悲しみが写っている。

しかし、爆笑しそうになった。

サニーなのに、日が嫌いって…。

「サニーなのに?」

「名前も嫌いぜよ。昔話に付き合ってくれんかのぅ」

長くなりそうなのでログの部屋に行った。

「…水です」

おいおい。

普通コーヒーとかだろ。

そこは抑えて話を聞く。

「わし等はこの街にずっと住んじょった。
父上も母上も…サニーも」

あらかた話をまとめるとこうゆう具合になる。

この街に幼い頃からすんでいた。

サニーはお使いに行ったが道に迷って帰りが遅くなった。

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