先生と生徒
「バカって言うほうがバカなんだぜ?」
「和也っ?!」
「よぉっ♪」
そこには大遅刻の和也の姿。
飄々としている和也。
「なんで遅いのよっ!」
「まぁまぁ♪」
じゃなくてっ
「新幹線っ、まだ間に合うから…」
そう言った私の腕を引っ張って、
「次の新幹線乗るから♪」
「え?」
私の動きを静止させた。
「ちょっと、一緒に来て欲しいところあるんだ」
一気に真剣になった和也の表情。
「どこに行くの?」
「んー?これから行くところ」
答えになってないじゃん…
「ちょっと、和也…
華たちには言わなくてもいいのっ?!」
「…ちゃんと良に言っといたはずだぜ?」
あっけらかんとして答える和也を目を見開いて見る。