先生と生徒


「それ、って?」


「和也くんはベッド行った時点でヤる気あったって事!で、それに賛同したマキにもちょっとヤる気があるって事!」


「…だからって別に今夜じゃなくても」


「今夜じゃないと二人で脱、処女出来ないでしょ?」


「二人で脱する意味、ある?」


「特にない!」


「なら…」
「けどっ!」


華が私の話を遮って続ける。


「けどさ?もうヤる気ならいつヤったって一緒でしょ?!ならマキもヤろー?」

なんと自己中な話。


しかし、華のウルウルとした目に負け、


「はいはい、頑張るよ」


とOKの返事をしてしまった。


「それでこそマキっ♪」
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