先生と生徒


「っわ」


ドバッと浴槽から溢れだすお湯。



「やっぱ二人はキツいな」


「分かってたなら止めようよー」


「や、もう入っちゃったしさ…それに、」


「それに…?っわ゙」



「もうちょいないの?"きゃっ"とか」


「はいはい、ごめんなさーい」


いきなり和也が私を抱き締めてきて、後ろから抱き締められるような形にするから、驚いてあんな声になったんでしょっ?!


なんて事を思いながら、意外にも密着するこの感覚がいいものになってき始めた時。



唇を塞がれた。
< 167 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop