先生と生徒

「…っ」


いつもより、激しい気がする…



どれくらいキスを繰り返したのであろうか。


やっと離れた唇に、白くぼやける和也の姿。



「…今日の罰」


「罰…?」


少しボーッとしてきた意識。


「先生と二人きりになった、罰」


「あっれは!!和也が乗ってこれなかっただけじゃないっ」


「…でも、なんとなくムカついたから」


"俺は下から見上げるしかなかったんだし…"

悔しそうに呟き、また唇を塞ぐ。





「…ヤキモチさんっ」


唇が離れて和也の顔を見上げながら、言う。



「……当たり前」


そう言って、また唇を塞いだ。

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