先生と生徒

「おっはよー!」


「あ、おはよう、華っ」


「昨日はどうだった?」


「っは///!?」

華のニヤニヤとした笑顔に加えて、和也と良くんの視線も感じる。

意味を理解したのか良くんまでニヤニヤ。

まだ分からない和也は不思議そうにこちらを見ている。

「っもう、いいでしょっ!!早くご飯食べようよっ」


と、不思議がっている和也の背中を押して、席へと急ぐ。


「マキ、あいつら何なんだよ?」


「和也はそのままでいいのっ」



「意味分かんねーし」


微かに笑いながら、席に着いた。



華と良くんも席に着いて、今日の予定を話し合う。
少しニヤつく二人はスルーして。


…って言っても、結局は自由行動になるんだけどね。

思った通り、自由行動になり、ご飯を済ませてホテルを出る。

朝だけあって昨日よりは少し空いている。



「…観覧車、行こっか?」


入場門を通り、サザーライアンに入ったと同時に華たちと別れて、和也と自由行動。
で、昨日約束した通り、和也と観覧車に向かう。

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