先生と生徒


「和也っ」


「何?」


「手、繋ぎたい」


「…ん//」


普段は言わないような事を言う私に一瞬顔を赤くして、手を差し出してくれた。


「どしたの?珍しい…」


「んー、何となく♪」


「何だそれっ」



繋いだ手は離さないままで、観覧車の前に来た。
< 173 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop