先生と生徒
「結構空いてるねっ」
「そりゃ、朝だからな!」
「早く並ぼ!」
「そだな」
和也に寄り添い、観覧車の列に並んだ。
『足元お気をつけ下さーい』
お姉さんの声を聞き機ながら観覧車に乗り込んだ。
「和也、ヒビリすぎー」
観覧車に乗り込んで、向かい合わせになってるけど、和也は少し怖いみたいで、イスの端っこに固まっている。
「ビビってない!」
「逆に偏りすぎじゃない?」
「話聞けよっ…ってそうなの?」
「さぁ?」