先生と生徒
「さてと、酒井も気持ち的に落ち着いたようだし、どうする?」
いきなり戻った本題。
「えと…」
「今なら俺も着いてくけど?」
"どうする?"
怒るわけでもなく、あくまで私の様子を伺うように優しく問いかける。
「分かりません…」
「ん…、まぁ今は落ち着くまでここいるか」
優しく頭を撫でてくれた。
「先生…」
「少し、寝ろ?」
「え?」
「ほーら!横にいるからな」
「…はい」
先生の笑顔を確認して、目をつぶった。
闇に戻った。
けど今は、一筋の光が見えたようだった。