先生と生徒
「へへ…っ」
"和也、ありがとっ"
耳元でそう囁くと和也は更に顔を真っ赤にした。
「…良かったな、和也っ」
良くんの小さな囁きはきっと和也の心にも届いたんだと思う。
和也も照れながら"おう"って言った。
私も華と見つめ合って、笑いあった。
この時間が続けば…そう思った。
「やっべっ和也!次移動だっ!!」
「へ!?もうそんな時間?
んじゃ、またな。マキ、それと華ちゃん」
「また後でね、和也、良くん」
「良、また後でっ♪和也くんも」
「ん、あとでね、華、マキちゃん」
そう言ってクラスに帰っていった。
「…はーっ楽しみだなっ!」
華が腕を伸ばし、呟く。
「そうだね♪」
それに賛同した後に授業が始まった。