先生と生徒


「へへ…っ」

"和也、ありがとっ"

耳元でそう囁くと和也は更に顔を真っ赤にした。


「…良かったな、和也っ」

良くんの小さな囁きはきっと和也の心にも届いたんだと思う。
和也も照れながら"おう"って言った。

私も華と見つめ合って、笑いあった。


この時間が続けば…そう思った。


「やっべっ和也!次移動だっ!!」

「へ!?もうそんな時間?

んじゃ、またな。マキ、それと華ちゃん」


「また後でね、和也、良くん」

「良、また後でっ♪和也くんも」

「ん、あとでね、華、マキちゃん」



そう言ってクラスに帰っていった。


「…はーっ楽しみだなっ!」

華が腕を伸ばし、呟く。


「そうだね♪」


それに賛同した後に授業が始まった。

< 97 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop