脱力っても恋愛。

目が覚めると額が
ひんやりとした。

それは水で濡れた
タオルだった。

あー、私、
酔ってたのか。

「気分、大丈夫?」

上から杉辺の
優しい声が聞こえる。

そして私は杉辺に
優しく頭を撫でられていた。

私が寝ている間
ずっと頭を撫でてくれたのだろうか。

だから昔の夢を見たのか。

てか

「あんた私のこと襲った?」
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