王様の、言うとおり


風呂上がりの温もりが隣から感じられる。




「それ……自分で巻いたの?」



「あ……いや、亮平が。」




フフ、と笑いながら包帯を見た藤田、さん。



自分で巻いた方がよっぽど上手。



自分で巻いたなんて誤解されたくないんだけど。


すぐに否定すれば、にこっと上目遣いで見られた。






「私、巻き直そうか?」






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