レーザービーム【ほのB】
真鶴さんは両性愛者だから、相手が男だろうが女だろうが大丈夫だ。

でも、僕は?

相手が男じゃないと愛することができない僕はどうなる?

「気持ち悪いなんて思わなければ、こうしていないだろ?」

唇が、触れた。

チュッと音がして、すぐに離れる。

「雫が好きだから、こうして触れているんだろ?

嫌いだとか、気持ち悪いなんて思ってたら、こんなことする気なんかない。

それとも何だ、お前は俺のことが嫌いだとでも?」

「だから、その…」

話が戻ってしまったことに、僕は何とか頭を働かせる。

「真鶴さんは、いい人だと思っています。

かっこいいですし、お客様の対応も丁寧ですし、同じ男として、すごいなと思っています」

「恋愛の面に関してはどうなんだ?」
< 23 / 70 >

この作品をシェア

pagetop