One night lover
私は、皿洗いが終わって
冷蔵庫からデザートを取り出した。

お皿が、ひんやりと冷たかった。

ラップを取り、私はデザートと小皿とフォークを持ってリビングへ行く。

「デザートいかがですか?」
そう言って、テーブルの上に置く。

テレビを見てた、二人がこちらを向きデザートに目をやる。

「お~デザートだ」
「すごいねぇ~これも真由美ちゃんの手作り?」

「はい」

私は、小皿に取り分けると
二人は、嬉しそうに食べてくれた。

デザートを食べ終わった後…

時刻は10時。

「母さん、今日どうすんの?」

と、優さんは恭子さんに聞いていた。

恭子さんは、お茶を飲みながら、壁にかけてあった時間を見て
「あぁ、もうこんな時間かい?
楽しい時間は、あっという間に過ぎるね。
なぁに、ホテルとってあるから大丈夫さ
明日の11時くらいに、こちらにくるよ」
と言った。

恭子さんは、お茶を飲み終わり「もうそろそろホテルに行くよ。」と言って立ち上がった。

優さんが、「車で送るよ」と言ったけど
恭子さんは、タクシーで行ってしまった。

恭子さんは、台風みたいな人だ。

そして部屋に残された私と優さん。

二人きりだ。
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