失恋保険〜あなたが私に教えてくれたこと〜
「………茉鈴ちゃん
おかえり
遅かったじゃないの」
お母さんはこう言ってあたしに微笑んだ
な、なんでいるの!?
いつもならいない時間のはずなのに
「だいぶ門限がすぎてるわ
まぁとりあえずそんなとこで立ってないでリビングに来なさいね」
あたしは一瞬で顔が青ざめていくのがわかった
「ごめんなさい」
「とりあえずリビングで話を聞くって言ってるでしょう!
早くしなさい!」
バチン
あたしは頬を叩かれた
「痛っ………
ごめんなさい」